大船駅モノレール連絡通路で駅頭

今朝は大船駅モノレール連絡通路で活動レポート「ひなた新聞24号」を配布させていただきました。

この場所は、日が昇り始めると光が差し込んでくるので、スタート時の寒さに耐えられれば、徐々に暖かくなってきます。

開始直後

終了後

今朝は、通勤途中の方が少しの時間立ち止って下さり、「保育園」についてお話をしました。その方は平成29年度の保育所等入所申し込みを行い、結果が2月上旬頃にわかるとのことです。

鎌倉市保育所等一覧

各園の受入れ状況(見込み)

入所希望者が保育所等の定員を超えた場合には、入所の選考を行いますが、先着順ではなく、利用調整基準表の結果により決定します。

平成29年度利用調整基準表

鎌倉市の待機児童数の推移は、平成27年度は50人で平成26年度の55人から5人下回りました。年齢区分では0歳児と1歳児における待機児童数が平成26年度と比べ減少しています。しかしながら、保育サービスを受けたいが申請をしていない児童も存在すると考えられるため、さらに多い待機児童数と思われます。

待機児童問題は鎌倉市だけに関わらず、全国的な問題となっておりますが、やはり取り組むべきことは保育所の整備保育士の確保です。

昨年は、腰越に小規模保育施設「てつなぐ保育室」が開所し、鎌倉市が神奈川県から借り受けた神奈川県立フラワーセンター苗ほ跡地に許可保育所「明照フラワーガーデン保育園」が開所しました。
また、(仮称)由比ガ浜こどもセンターを、保育所だけでなく、子育て支援センター及び障害児放課後余暇支援施設との複合施設として、今年の11月に開設予定です。
保育施設を造ったけれど、保育士が足りないため、受け入れ人数を増やすことができないなんてことにならないように、国では保育士の処遇改善等も行っておりますが、潜在保育士(※)や新卒生を支援する取り組みの強化をし、待機児童ゼロを目指してまいります。

(※)潜在保育士:保育士資格を持っているが、現在保育士として働いていない人。2015年10月時点での厚生労働省の調査によるとおよそ76万人。