平成29年度第1回議員・事務局職員研修会

本日は議員・事務局職員研修会が開会されました。

今回の講師は鵜沼信二様。前全国都道府県議長会事務局次長をされていた方です。

地方議会・議員の役割をめぐる現状と課題についてお話をしていただきました。

地方議会の本質的な役割として3つの役割があるとのことです。それは①政策形成機能②審議・決定機能③住民代表機能の3つ。

議会審議の中で「なぜそのようになったのか」をきちんと住民に周知をすること。住民との濃度は議員の方が人数が多い分、首長より多いため、行政のパブリックコメントなどに現れてこない部分をしっかりと見定めて、政策選択をしていくこと。議決結果に対して、原案可決した場合でも議論した結果をアピールすること。すべての住民がOKとなることはないので説明と説得が必要であること。など、
一人ひとりの議員が合議体の一構成員として協働して議会の機能を遂行する責務を有することの役割が議員にはあることを強くおっしゃっいました。

まだまだ住民に対しての説明が不十分であり、住民の知りたい情報を提供する必要がある事を改めて認識をいたしました。
また、議会広報に「なぜ賛成・反対したのか」討論を記載する方が良いのではともアドバイスをいただきました。

今後の議会活動に役立てていきたいと思います。