本日は6月定例会最終日。
議案の採決等が行われる日ですが、「海水浴場の運営について」緊急質問(※)をさせていただきました。
(※)緊急質問とは
鎌倉市議会会議規則(緊急質問)
第104条 質問が緊急を要するときその他真にやむを得ないと認められるときは、(中略)議会の同意を得て質問することができる。
2 前項の同意については、議長は、討論をもちいないで会議にはからなければならない。
3 第1項の質問が、その趣旨に反すると認めるときには、議長は、直ちに制止しなければならない。
鎌倉市議会では議会運営委員会において緊急性があるか否かを協議し、緊急性があると判断されると緊急質問を行うことができます。
今回、私が通告させていただいた「海水浴場の運営について」の緊急質問の内容は、由比ガ浜海水浴場において「相席屋」なる海の家を出店することが、インターネット等を通じて発覚し、7月1日に海開きを迎える海水浴場であるため、「市の現状の把握や対応」「ファミリービーチを目指す鎌倉市としての考え方」などをお聞きしたいと思い、通告をさせていただきました。
議会運営委員会で取扱いが協議していただき、「緊急性あり」と判断され、緊急質問をさせていただきました。
緊急質問「海水浴場の運営について」
緊急質問をさせていただき、
①『相席屋』という海の家の営業形態については、ようやく風紀の改善の兆しが見えてきたこの段階において、過度の飲酒や風紀の乱れにつながることが懸念されると考えている。
②鎌倉市は『相席屋』の運営を行う事業者に対し、出店を取りやめるか、若しくは営業形態を変更するよう申し入れを行ったが、事業者からは出店を取りやめる意向がないことを確認した。
③海岸を利用することについては、海岸の管理者である神奈川県藤沢土木事務所から海岸の占用の許可を得る必要がある。また飲食店や更衣休憩所としての営業については、神奈川県保健福祉事務所から営業の許可を得る必要がある。
④鎌倉市が指導できるものではないが、必要な申し入れを行うなど、神奈川県に対しても協議をしていきたい。
⑤今後も誰もが安心して利用できる海水浴場を目指して、引き続き風紀の向上に努める。
私も、市民の皆様が不安となっている声を聴いておりますし、条例の基本理念である「他人を思いやり、お互いが快適に楽しめる海水浴場」を目指して、関係機関や地域住民のご協力を得ながら、風紀が改善してきていると感じていますので、今後も健全化に向けて取り組んでいっていただきたいと思います。
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