落書きゼロのまちづくりへ

今日は「まちの美化推進シンポジウム」に行ってきました。

9月定例会の一般質問で鎌倉市の落書き対策の取り組みについて質問いたしましたが、その際に広域で落書きゼロのまちづくりをしていくとのお話があり、今回 第一回目のシンポジウムが開催されました。

講演はキープ鎌倉クリーン推進会議代表の高田晶子さん。

私自身も以前から高田さんには大変お世話になっておりますが、講演を聴くのは初めてで、7年間のデータが語る鎌倉市内の落書きについて、貴重なお話を聴くことができました。

その後は、平塚をみがく会・藤沢市・逗子市・鎌倉市の事例の報告がありました。

各市で様々な取り組みをされておりましたが、藤沢市の取り組みの中で、「落書き通報の専用ダイヤル」を開設し、24時間無料で対応しているとのお話がありました。また、ダイヤル番号の書かれたステッカーを配布しているとのことです。

鎌倉市は落書きを発見したら環境保全課へ連絡していただく流れとなっていますが、より市民に知っていただき、市全体で落書きを許さないということをアピールするためにも良い取り組みだと思いました。

そして、落書きのデータ等を広域で共有し、落書きのないまちづくりのためにも、今回のシンポジウムは大変素晴らしく、勉強になりました。

現在は書かれたら消すという対応を多くの関係機関の方々にしていただいているおかげで、落書きがまちに溢れていません。

しかしながら、一般質問でも申しましたが、今後は書かれる前の対策の強化が必要になってきています。