本日は、9月16日に開催された観光厚生常任委員会の残余の日程として、環境部の報告事項等について審査を行いました。
環境部の報告事項に「第3次 鎌倉市一般廃棄物処理基本計画(案)」の報告がありました。
以下の内容として、私はまとめましたが、「ごみ処理」は市民生活にとても近い事業の一つです。計画通りに進むことも大事ですが、何かあった場合にもきちんと対応できるようにお願いいたします。
(1) ごみ処理に関する課題
新ごみ焼却施設稼働予定の平成37年度までに年間焼却量を30,000トン以下に削減し維持すること。
(2) ごみの焼却量の実績
平成22年度は40,389トンであったごみ焼却は市民の協力により平成27年度は34,882トンまで減少した。家庭系ごみは有料化施策等により削減が図られたが、事業系ごみは分別徹底や生ごみ資源化などの削減が図られなかった。
年度 平成26年 平成27年 削減率
家庭系ごみ 25,823トン 23,432トン 9.3%
事業系ごみ 11,461トン 11,450トン 0.1%
(3) ごみの減量・資源化に向けて
家庭系ごみ:食品ロスの削減。生ごみ処理機のさらなる普及(アフターフォロー推進)。声かけふれあい収集の制度見直し。戸別収集の検討。
事業系ごみ:燃やすごみのうち約24%が資源物や産業廃棄物(家庭系ごみは約13%)。有料袋による収集検討。排出事業者や収集運搬許可業者への優良認定制度導入。コンプライアンス強化。
逗子市・葉山町との広域連携の模索
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