決算等審査特別委員会が終了

先週からスタートした決算等審査特別委員会が本日終わりました。

永田議員と共に幅広い視点での審査をし、以下の意見も述べさせていただきました。


●消防職員の執務環境について

 未だ少数である女性消防職員のライフスタイルの変化にも今以上の十分な対応を求めるとともに、近隣自治体消防との連携のよる執務環境の向上の可能性を探るなどのさらなる一手を求める。

●男女共同参画推進事業について

 市内事業者等へのライフワークバランスの周知に努めるなど、市が率先しての男女共同参画を推し進め、鎌倉市としての姿勢を示すことを求める。

●高齢者活動運営事業について

 高齢者が元気に生き生きと生活するために同事業の重要性は認識しているものである。しかしながら、地域によって利用率に差があり、全てのご高齢の方々に平等なサービスにはなっていないため、バウチャー制度の採用など全ての高齢者にとって平等な活動支援方法を求める。

●産科診療所支援事業について

 ティアラ鎌倉においては、市内の産科院環境の変化により設立当初より、その意味合いが変化してきていることから、病院としてのあり方の検証を今一度行い、歳入の確保に向けた具体的な取り組みをさらに取り入れ、運営費補助金が今後増加することがないことはもちろん、減らせるような運営方法を求める。

●検診事業について

 健康寿命延伸の促進の観点からも、検診による早期発見・早期治療は必須であり、案内や通知書の「わかりさすさ」を工夫し、ユニバーサルデザインを導入するなど、検診率向上に向けてさらなる具体的な取り組みを求める。

●交通環境整備事業について

 「パークアンドライド」や「鎌倉フリー環境手形」について、開始から様々な工夫をし、件数は増えてきているが、交通渋滞の解消という鎌倉市の視点に立った考え方だけでなく、公共交通機関で来ることによるメリットを大きくし、車で来るよりお得に感じてもらえるような取り組みの強化と、さらなる周知を求める。

●企業立地支援対策について

 市の方針が明確に伝わるものや現施策のさらなる充実をはじめ、個々のニーズにマッチングする様な市独自の補助制度の充実等、企業立地支援対策を進めることを求める。

●労働支援について

 就労希望者サイドだけでなく企業動向の調査を進め、多様な働き方にマッチングする施策の取り組みを求める。また、特に女性の就労支援の充実、具体的施策を強く求める。

●放課後子ども教室運営事業について

 放課後子ども教室の市内全校実施の早期実現を強く求めるとともに、放課後子ども総合プランの推進に向け関係部署間の課題の共有、理解をもった上でのスピード感を持った取り組みを求める。 


考え方はそれぞれ違うところもありますが、「思い」は共通している部分があると思います。自分とは違った視点での質問や意見を聞くことで新たな発見や学びもありました。